冷え性(筋肉量)

オレンジ整体院の佐藤です。

 

今日はサーファーの話から始まりますが、冷え性でお悩みの皆様に聞いてもらいたい内容です。

 

 

今年は太平洋の黒潮の蛇行によって、相模湾の水温がいつもより数週間早く冷たくなったようです。

漁業にも影響しているとの事。

私もサーフィンでいつもよりも早く冬物のウェットスーツを着るようになってひしひしと冬が深くなるのを感じてます。

 

このぐらいの時期に湘南の海に入っていると、サーファーの寒さ対策の差が目立ちます。

 

寒がりな方や冷え性の方はもっと早い段階で冬物のウェットスーツになったり、グローブやブーツを装着しています。

もちろん腰痛や首の痛みをひどくしないための対策として暖かさを優先する方もいます。

ところが、寒さに強い方は、中にはまだ秋物のウェットスーツだったり、裸足や素手のままの方も多くいます。

 

 

町中でも同じです。

「自分は冷え性ですごく寒い思いをしているのになぜあの人はあんなに軽装いられるんだろう?」

「わたし一人でこんな厚着してる、、、でも冷え性だからしかたない」

冬に短パンTシャツで走ってる小学生を見て「元気だなぁ」

これらはなんの差から違いが出るのでしょう?

 

冷え性

 

まずは筋肉量の差。

(正確には活動代謝うんぬんの話ですが、省きます)

 

基本筋肉の量が多ければ代謝も高く、それによって熱も多く発せられます

 

子供や若者は筋肉量が比較的多く(=代謝も高く)、熱が多く発生しやすいため寒い中で体温を保てるんです。

 

ですが、年齢に関係なく、持っている筋肉を普段使わないと体はその筋肉を余計なものと判断してどんどん減らします。

年を重ねるとどんどん体力(筋肉量)がなくなるのは普段体を十分に動かしてないからです。

 

私も20代の頃、膝の靱帯を切って3ヶ月入院したのですが、ベッドの上と車いすの生活で恐ろしい勢いで足の筋肉がなくなりました。

久しぶりに床の上に立ったときは自分の体を支えられなくなっていました。

 

最近の私はジョギングと体幹トレーニングをしているのですが、あきらかに数年前より波乗りや外出時の寒さに対して強くなりましたね。

昔は山登り用のインナーを着たり、もっと厚めのフリースを着たりしていたのですが、最近全くそういうものを必要としません。

 

なので冷え性の方は筋トレで筋肉の活性化と筋肉量を増やすことをオススメします。

(少しずつ、無理のない範囲で)

 

体幹

 

個人的には体幹の筋肉をメインに刺激を与える、鍛えるのが効果的と感じています。

(内臓の活性化にもつながります)

 

体幹

 

もちろん冷え性の原因はこれだけではありません。

引き続き次回は整体の面から見た冷え性に関してお話したいと思います。

特に末端冷え性、つまり手先足先の冷えについてです。

 

それではまた。