オレンジ整体院の佐藤です。
今回は「本当にいい姿勢」の定義に関して説明します。
本当にいい姿勢とは(定義)
- 最小限の力で(楽に)立ったり座ったりした状態を保つこと
- 力を入れている場所がどこかに集中せず、常に分散され移動していること
- 正しい体幹の使い方が出来ていて中心軸が明確なこと ← 今回はこれ!
体幹を正しく使い軸を作る
先の2項目、最小限の力で姿勢を保つ、力の入れ方分散され常に動く、ためには体の軸を作ってあげることが重要になります。
つまり体の芯となる中心を作るという事ですね。
これには最近でこそよく聞く「インナーマッスル」が関わってきます。
ここで一番大事な「インナーマッスル」とは「大腰筋(だいようきん)」と呼ばれる筋肉です。
この「大腰筋」をしっかりと使う事が体の軸を作る重要なポイントになり、疲れにくい、動きやすい体に貢献します。
この筋肉の機能には太ももをお腹に近づけるという体の動きがありますが、同時に腰のカーブを作る大事な役割があります。
「大腰筋」によって作られる腰のカーブによって体幹は安定し体全体が正しく動く基盤になります。
そしてこの体が「大腰筋」を使える(意識出来る)状態になると体の動きの中心になる「軸」がしっかりと出来てきます。
この筋肉を意識出来ないと身体の中心を通る軸を意識出来ませんし、体を正しく使えません。
またこの筋肉は体が本来の能力を発揮するために体の動きのほぼ全ての初動として働くべき筋肉です。
つまりどんな動作も体幹から動くと負担も最小限に楽に動けます。
(これに関してはまた別の機会にお話ししたいと思います)
さらに姿勢を保つために体のどこかががんばり続けないといけませんが、この「大腰筋」は非常にタフで多少の事では疲れませんのでかなりがんばれます。
普段から大腰筋を意識している、使っている、鍛えているという事は健康に大きく貢献出来ます。
ここまでどんな風に体が使えるといい姿勢がつくれるかをお話ししました。
それじゃあ、実際どうすりゃいいの?ってなりますよね。
なので今後はいい姿勢を作るためのポイントをいくつか説明したいと思います。
以上