出産後の骨盤トラブルやトイレが近い(1)

オレンジ整体院の佐藤です。

 

ここ数日は暖かいですけど、最近朝の冷え込みが段々きつくなってきましたね。

朝一サーフィンの帰り、寒さで手先と足先がめっちゃ痛い、、、

 

出産

 

さてさて女性の出産後はお子様の面倒を見るのももちろん大変ですが、お体の状態も前と変わって大変になることもあります。

 

出産後:

生理痛がきつくなった

生理時の頭痛が出るようになった

生理の時に目がよく見えない

尿漏れをするようになった

トイレが近くなった

腰痛になった

骨盤が拡がり、足がひろがった(O脚気味になった)

顎の調子が悪くなった

などなど

 

お産で女性は普段ではありえない力みと非日常的な体の使い方を強いられるので、状況によっては色々と体のトラブルの発端になる場合があります。

特に出産前の体のバランスが悪かったり体力をしっかりとつけてない方は出産後のお体がつらくなりやすいです。

(逆に骨格が大きく動くので、出産をきっかけに骨格の歪みが取れて楽になる方も希にいます)

 

生理痛

 

では整体という面から見ると、出産後の女性の体はどのような影響を受けているのでしょうか?

 

【骨盤とこめかみ】

出産時に骨盤が大きく開かれますが、その時の力の入れ方や普段の体の使い方の癖などで骨盤が大きく歪み、出産後そのまま残る場合があります。

骨盤全体の歪みは腰痛などの原因にもなりますし、骨盤の一部(恥骨部)の歪みが大きいと生理痛や性交痛や尿漏れと言った症状につながりやすくなります。

 

骨盤と恥骨

 

大まかに話しますと生理時に骨盤は閉じるのですが、恥骨に歪み(ズレ)があるとその周辺の組織によじれが生じます。そうすると内臓も負担を受けますし、骨盤もすんなりと閉じてくれないので痛みや不快感を感じるようになります。

 

さらに尿を漏らさないために尿道括約筋ががんばんるのですが、骨盤(恥骨部)の歪みによってこの括約筋もうまく力が入らなくなり、尿が漏れやすくなります。

 

そしてその恥骨部は頭のこめかみ部分(蝶形骨)と連動していますので、歪みが大きいと生理で骨盤が動くときに頭痛や目のトラブルの原因になります。

 

こめかみ,蝶形骨

 

このこめかみの骨(蝶形骨)は目の裏で左右が繋がっている骨なので目に対する影響もありますが、他に体中の関節の動き、手先足先、内臓、呼吸器系、頚椎など色々と関係していて影響します。

そうなると出産もそうですが、本当にキツイ生理のつらさは我々男性には到底想像出来ない全身のつらさなのではないでしょうか、、、

 

少々長くなりましたので、続きの【顎と歯】に関して次回のブログでアップしたいと思います。

 

それではまた。

 

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出産後の骨盤トラブルやトイレが近い(2)