顎が痛くて口が開きにくい状態だった

オレンジ整体院の佐藤です。

整体後の感想を頂きました。
ありがとうございます。

顎に痛みがあると、本当に気が滅入ります。

そしてその痛みがきつくなったり常にある様になると、食欲がなくなったり、追い詰められる感覚(切迫感や焦燥感)で精神的にもきつくなります。

顎のトラブルは体の他の部分にも影響しますし、心の健康にも影響します。

【顎関節と左肩の痛み

左顎が痛くて口が開きにくい状態だったのですが、ていねいにゆっくりと施術していただき、少しずつですが良い方向に向っていて食事も美味しくたいだけるようになりました。

左肩もまっすぐ上がるようになりました。

78歳 女性 K様

オレンジ整体院からのコメント

K様は食事中やあくびで口が開きにくい、開くと耳の前あたりの痛みが出ると言った症状でお困りでした。

そこで当院にいらっしゃる前に別のところで顎の整体を受けたのですが、顎まわりの筋肉を揉まれてきつい思いをされただけでなく何も改善がなかったそうです。

また同時に左肩も痛く、腕があがらない。

まずお話を聞くと、お食事最中はおいしく感じにくいために義歯をはずして顎の片側でずっと噛んできたとのこと。

片側で噛み続けると顎は歪みます。

片側で噛む、というのは歯の状態がそうさせる場合もありますし(片側が虫歯で反対側で噛む癖がついたとか)、体の他の部分が原因で顎がゆがんだために片側の方がかみやすくなった、あるいは両方が原因の時もあります。

いずれにしても顎のゆがみを取って、口の開閉がスムーズに痛み無く行われるようにする必要があります。

残念ながら顎の筋肉をほぐすだけでこの改善は望めません。

多くの場合は腕や手や脚や踵の捻れが顎のゆがみの原因になります。

K様の場合は初めは前腕に対するソフトな刺激で顎の位置を元に戻すアプローチ。

そして数回後からは指からの調整。

ご高齢者やお体の弱い方や筋肉量の少ない方は急激な体(骨格)の変化に耐えられないので、加減を押さえ目にゆっくりと調整していくことが重要です。

調整を受ける度に楽になる口の開閉を実感し、いい状態の時間が増えていき、最近はあくびも食事も楽になったと伺いました。

また顎の調整によって肩の捻れも取り除かれ動きのストレスも解消し、痛み無く腕を上げられるようになりました。

同時に片側で噛まないように気をつける、腕を上げる方法(正しい体の使い方)を実行して頂きさらに症状の改善と安定が得られています。

ご本人の生活習慣の修正も大事な調整の一部分です。

院長  佐藤とものぶ