顎が痛くて口が開けらないのと手首の痛み

オレンジ整体院の佐藤です。

 

整体後の感想を頂きました。

ありがとうございます。

 

顎の付け根が痛くて、口が大きく開けない。

口腔外科で顎関節症と診断されるが、ほっとけば治るからと言われ数週間経ち、状態変わらず。

手首も痛くて物が持てない、子供のだっこがつらい。

さらに子供を抱っこをすると股関節が痛む。

 

顎関節症は腕や脚、手首や踵のトラブルが絡む場合がかなり多いです。

と言うより、自覚の有無はあるけどほぼ間違いなく関係して腕や脚は捻れてます。

 

 

【あごの痛み・左手首の痛み

 

痛さも無く、ゆっくりと施術していただいて

痛くてあかなかったアゴが少しずつ開くようになったり

動かなかった左手が少しずつスムーズに動くようになりました!!

 

34才 女性 主婦 O様

 

オレンジ整体院からのコメント

これまでの経緯を伺いますと、5年以上前から顎がガクガクしていて、数週間前に右の顎の付け根が痛くなり口を大きく開けられなくなったとのこと。

実際にその場で開けて頂くと指1.5本くらいしか開かない。

口を開くと常に顎が痛む状態。

口腔外科でも顎関節症と診断される。

 

また一ヶ月前からお子様の世話をするようになってから左手首が痛くなって、さらに抱っこで股関節も痛む。

 

実際に検査をしてみると、上顎も下顎も全体的に右に回るような形で捻れており、この捻れによって特に右の下顎の付け根は詰まった状態が強い。

お顔の他の部分はバランスを取るために逆に捻れてたりして、結構きつい状態。

 

痛む左手首に関しては肘から手首にかけて捻れも強く、それ以上にトラブルになっていたのが手首の尺屈(しゃっくつ)状態。

これはどんな状態かと言いますと、下記の図(左手を甲側から見て)で手が小指側に曲がっている(倒れている)状態です。

 

手首の痛み

 

そうすると、手首の小指側が詰まり、動きで痛みが出るように。

またこの詰まりから尺骨と呼ばれる腕の骨が肘方向に引っ込んだり捻れたりします。

そしてこれが顎の歪みの原因のひとつにもなります。

 

この手首の状態は

  • 携帯やスマホを持つ
  • フライパンを持つ/振る

利き手ならば

  • 包丁を持つ
  • トンカチで打つ

 

などの動作の繰り返しでなりやすいです。

特にスマホは手首を曲げて、さらに親指でスイスイやってますから顎のトラブルの原因になりやすいです。

(親指も顎との関係が深い)

 

整体での対応は今回は腕の捻れを取り、しつこい左手首の捻れを取ると、下顎の歪みが取れてきて動きが出てきました。

ただしこの時点で口はまだ楽に開かず、開くと痛むのは変わりません。

検査をしてみると、顎の詰まりは相変わらず強めだったので、軽く直接下顎や周辺を調整しつつ正しい動きを付けました。

そうすると今度はスッと口が開いたのでご本人もびっくり、思わず声が出てました。

 

顎の調整が進むと外に開いていた股関節が内にしまってきたので、これで抱っこの時の股関節の痛みは減るでしょう。(次回確認)

 

後は噛み方や手首の使い方、そして抱っこ時の注意の話をさせて頂きました。

 

お母さんも大変です。

ご自身のケアも頑張っていく上でとても大事ですね。

 

院長  佐藤とものぶ