・顎関節症 | ・顎の痛み | ・顎のゆがみ |
現在顎関節症の治療を受けられている方やこれから顎関節症の整体を受けることを考えてる方々に知ってもらいたいことがあります。
① 顎関節症の症状 | ② 顎関節症の実態 | ③ 顎関節症の原因 |
① 顎関節症の症状
まず顎関節症とはどんな状態か確認しましょう:
- (口の開け閉めで)あごが痛い
- 口の開け閉めで音がなる
- 口の開閉で動きが引っかかる、かたよる
- 口が開かない
- 口が閉じなくなる(*)
- 歯ぎしりがはげしい
- 朝起きるとあごが筋肉痛(食いしばった感がある)
- ストレスを感じているときに強く噛みしめている
- 歯医者さんの診断では虫歯等がないのに、歯が痛い
- その他
* なお顎関節症の状態として口を閉じられなくなった場合は病院(口腔外科)に行き閉じられるようなってからいらしてください。
② 顎関節症の実態
そんな顎関節症は「下あごのずれ」というふうに解釈されますが、実はそんなに単純な話ではありません。
下あごがずれれば、それに合わせて上あごもずれてきます。
そして同時に下あごを受ける耳周辺の骨もズレますし、上あごとつながっている頬の骨もゆがみます。
(もっと細かい話をするならば上顎骨は頚椎1番、下顎骨は頚椎2番、そしてその組み合わせで頸椎3番とも連動します。)
結果として連鎖反応により頭(頭蓋骨全体)のゆがみになります。そしてそのゆがみは最終的に全身に広がり、体のどこかに痛みなどの症状として表れます。
その影響によって表れる症状は、頭痛、肩こり、吐き気、首の痛み、、肩関節・肘・手首の痛み、股関節・ひざ・足首・かかとの痛み などなど様々です。
下顎骨(下あご)はそれだけ影響の大きい骨です。
またややこしいのは(どの骨もそうですが)下あごの骨自体もねじれます。
そう、骨もゆがむんです。
そして当然そこと関連している(バランスを取っている)体の一部が骨格のずれとは違う影響を受けます。
そのため一つの骨なのに
- 下あごの付け根
- えらの部分
- 顎先
の位置バランスを細かく検査した上で調整を行う必要があります。
③ 顎関節症の原因
そもそも「あごのゆがみ」の原因の大半は「あご」とは別の所にあります。
よって顎関節症に対する調整を行うとき、必ず互いに影響し合っている部分(特に手首や足首など)の検査・調整を行う事も重要です。
例えば調整後あごの状態がいいように見えても影響している部分が緩みすぎたり動きがかたよったままだったりすると、結果として全身のバランスはくずれたままになります。
つまり、あごの状態は多少はよくなるかもしれないけど、他の部分は悪いまま、あるいは悪化する、またはすぐに戻る可能性があります。
顎関節症のトラブルがあるならば、これらの事を念頭に置いて治療を受けるなり整体を受けるなりしてください。
もちろんオレンジ整体院はよろこんで対応をさせていただきます。
① 顎関節症の症状 | ② 顎関節症の実態 | ③ 顎関節症の原因 |